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【映画】悪魔のいけにえ 公開40周年記念版~あらすじと感想~ホラー映画の古典的名作

映画『悪魔のいけにえ 40周年記念版』あらすじと感想

映画『悪魔のいけにえ』は 1974年公開のスプラッタ系ホラー作品。監督はトビー・フーパー。出演はマリリン・バーンズ、アレン・ダンジガー、ポール・A・パーテイン。

R15+指定。

映画『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』あらすじ

1973年夏。

テキサス州のある墓地で墓荒らしが頻発していた。

その墓地にはフランクリンとサリーの祖父も埋葬されていたため、二人は友人たちと五人で一緒に墓の様子を見に行った。

人家が少ない夏の道。五人を乗せて走るワゴン車。

二人の祖父の墓は荒らされておらず、五人はその墓地の近くにあるフランクリンとサリーがかつて住んでいた家へと向かった。

道中、五人は一人のヒッチハイカーを拾う。

そのヒッチハイカーがワゴン車の中で異常な行動をし始めたため、気味悪がった五人はヒッチハイカーを途中で下ろす。

このヒッチハイカーとの出会いが、この直後に起こる惨劇の始まりだった。

映画『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』感想

映画『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』のネタバレを含みます。

隣の人は何する人ぞ

『悪魔のいけにえ』では、五人はガソリンスタンドでこんな忠告を受けていた。

「他人の家には近づかんほうがいい。見られたくない者もいる」

この忠告に従っていれば、五人はあんな惨劇に見舞われることは無かったはず。

実際、現実でも、隣に住む人が何をしているのかなんてよく分からないのではないだろうか。

善人そうに見える人が実は異常者だった、なんてことはよく聞く話だ。

家の中から死体が見つかった。

犯人を捕まえてみたらPTA会長だった。

実は子供を虐待していた。

隣人が異常者である確率は非常に小さいと言えるだろうが、ゼロではない。

ましてや、『悪魔のいけにえ』のレザーフェイス一家のように、人里はなれた一軒家に住んでいては、近所の目もないから、異常者が住んでいてもなかなか気づかれないだろう。

「知らない人の家に勝手に入ってはいけません」という教えは、自己防衛のための教えでもあるのだろう。

勝手に入ったその家が、レザーフェイス一家の家かもしれない。

頭が悪い

レザーフェイス一家の最大の弱点は、頭の悪さだったのではないだろうか?

もっとも、すでに頭がおかしくなっていたのかもしれないが。

特に、『悪魔のいけにえ』ラストで殺人鬼兄弟が女性を追うシーン。

兄貴はとっくに女性に追いついていた。

日も明けていて、車も通り始めているのだから、さっさと捕まえてしまえばいいのに、捕まえない。

まるで遊んでいるかのように、女性の後ろで両手を振り上げたり、左右にフラフラ走ったりしていた。

頭悪すぎる。状況判断が全くできていない。

少しでも頭が働く人ならば、一秒でも早く捕まえなければならないことは分かっていたはず。

もしもレザーフェイス一家が人並みの頭を持っていたら、五人全員が惨殺され、『今もどこかにレザーフェイス一家が……』という不気味なラストになっていたかもしれない。

むしろ、可愛くもある

『悪魔のいけにえ』はホラー映画であり、不気味で恐ろしい映画だ。

恐ろしいのだけれど、レザーフェイス一家、特に弟のレザーフェイスはどこか可愛げがあった。

オドオドしている。例えば、三人目を殺した後、窓の外をうかがって、頭を抱えて座り込んでしまうシーン。

あれはおそらく、「他にも人がいるんじゃないか」「警察に通報されたらどうしよう」「秘密がバレてしまったら、怒られる」などと考えていたのではないだろうか。

一家の中では飛び抜けて身体が大きく、ハンマーやチェーンソーを振り回すレザーフェイスこと殺人鬼弟。

その内面は、怒られることを恐れ、家族が楽しんでいることを純粋に一緒に楽しんでいる小さな子供なのではないだろうか。

だから、可愛くもあり、同時に恐ろしくもある。

罪の意識が無いから殺すことにためらいがない。

怒られるのが嫌だから必死にやる。

レザーフェイス、本当は良い子なのかもしれない。

間違った方向に育てられてしまっただけで。

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