【映画】エクスペンダブルズ2~あらすじと感想~仲間を殺され、逃げ帰るほど薄情ではない

映画『エクスペンダブルズ2』あらすじと感想
あゆき
あゆき

今日は、映画『エクスペンダブルズ2』というアクション映画のあらすじと感想を書いていくよ

あるふぁ
あるふぁ

前回の記事でまとめた『エクスペンダブルズ』の続編だね。難しいことはあまり考えずに観れるアクション娯楽映画

あゆき
あゆき

今回は敵のリーダー役がジャン=クロード・ヴァン・ダムだったね。さすが格闘家だけあって、歳をとっても動きのキレが違うよね

あるふぁ
あるふぁ

アクション映画ファンの方なら、作品中のセリフを聞いているだけでも楽しいんじゃないかな? 「また戻ってくる」「戻り過ぎじゃないか?」なんて、声出して笑っちゃった

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映画『エクスペンダブルズ2』基本情報とあらすじ

まずは、映画『エクスペンダブルズ2』の予告編ムービーをご覧ください。

タイトルエクスペンダブルズ2
(原題 The Expendables 2)
ジャンル

アクション

監督サイモン・ウェスト
キャスト

シルヴェスター・スタローン
ジェイソン・ステイサム
ジェット・リー
ドルフ・ラングレン
チャック・ノリス
ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ブルース・ウィリス
アーノルド・シュワルツェネッガー
テリー・クルーズ
ランディ・クートゥア
リアム・ヘムズワース

公開年2012年
年齢制限R15+
備考

Wikipedia『エクスペンダブルズ2』ページ

あらすじ

エリート傭兵団エクスペンダブルズのリーダーであるバーニーの前に、CIA局員チャーチが再び姿を現す。

チャーチは、前回の依頼で自分が手に入れるはずだった金を失っており、そのことでバーニーに脅しをかける。

「今回の依頼を受けなければ刑務所送りにする」と。

バーニーは仕方なくチャーチの依頼を受けることに。

今回の依頼内容は、山中に墜落した輸送機から積荷を回収してくること。

その積荷は厳重にロックされているため、そのロックを解除できるマギー・チャンという女性も同行することになった。

首尾よく墜落機まで辿り着いたエクスペンダブルズのメンバーたち。目的の積荷も何とか回収して撤収しようとしたところ、謎の男たちが彼らの前に立ち塞がる。

男たちは、エクスペンダブルズのメンバーの一人、スナイパーのビリーを人質に、回収した積荷を渡すように要求してきた。

映画『エクスペンダブルズ2』感想

あゆき
あゆき

ネタバレを含みます

仲間の敵(かたき)

今回、エクスペンダブルズのメンバーたちを動かしていたのは、依頼だからという気持ちよりも、仲間を殺されたという怒りと復讐の念の方が大きかったことでしょう。

殺されたビリーはどうやら新人のようでした。

映画の最初で描かれていた中国での活動が、もしかしたら、エクスペンダブルズのメンバーとしての初実戦だったのかもしれません。

知り合ってからの時間の長短なんて関係ない。実力を認めた仲間である。その仲間が殺された。

エクスペンダブルズのメンバーたちが動くのに、これ以上の理由など必要なかったのでしょう。

金のため? それとも……

敵の武装集団サングの目的は何だったのでしょう?

膨大な量のプルトニウムを手に入れ、それをどこかの国や組織に高値で売ることだったのでしょうか?

それとも、そのプルトニウムを自分たちで使うつもりだったのでしょうか?

映画『エクスペンダブルズ2』の中で、サングのリーダーであるヴィランは、プルトニウムを欲しがっている客がいることを話していました。

それと同時に、膨大なプルトニウムが世界に出回ることで世界の勢力図が変わることを、楽しげに話していました。

プルトニウムによって世界の勢力図が変わる。その事によってヴィラン自身も危険に曝されるかもしれません。プルトニウムが兵器として使われたら、世界の勢力図どころか、地球の環境が変わってしまうかもしれません。

それでも、ヴィランはプルトニウムで世界が変わるところを見たいようでした。

『今』に不満があるのか? 単なる愉快犯なのか? どちらにせよ、『エクスペンダブルズ2』の世界では、たった一人の男の欲を満たすために、世界が危機に瀕していました。

感情のぶつかり合い

映画『エクスペンダブルズ2』で描かれた戦闘は、「仲間の復讐のため」という感情と、「金のため、そして世界が変わるところを見たいため」という感情のぶつかり合いでした。

構図としては、エクスペンダブルズが正義、サングが悪だったのでしょう。

ですが、エクスペンダブルズのメンバーたちは、正義のために戦っているなんて気持ちは持ち合わせていなかったのではないでしょうか?

仲間の復讐のために戦った。結果的に、世界を救った。彼らにしてみれば、ただそれだけの話だったのかもしれません。

では、もしもサングが勝っていたら?

世界の勢力図が塗り替えられ、その立役者としてサングの名が「世界を変えた勇者たち」として歴史に残ったかもしれませんね。

歴史なんてものは、勝者が作ったもの。正義が勝って歴史が作られるのではなく、勝ったものが正義となり歴史が作られる。

過去に行われた「歴史を変える戦い」も、その戦いが行われていた当時は、感情のぶつかり合いだったのかもしれませんね。

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