
今日は『シャーク・ナイト』というサメ映画のあらすじと感想を書いていくよ

大学生たちが湖に浮かぶ小さな島にバカンスに訪れるんだけど、その湖にはなぜかサメがいて、大学生たちが襲われるっていうお話だよ

湖は塩水湖なんだけど、なぜか大量のサメがいるんだ。そしてそのサメがいる理由がね……

人間の嫌な面が描かれた映画だったよ。あと、エンドロールの後におまけ映像があるからお忘れなく
映画『シャーク・ナイト』基本情報とあらすじ
タイトル | シャーク・ナイト (原題 Shark Night 3D) |
ジャンル | サメ |
監督 | デヴィッド・R・エリス |
キャスト | サラ・パクストン |
公開年 | 2011年(日本では2012年) |
備考 |
あらすじ
大学生グループがバカンスに訪れたクロスビー湖。緑に囲まれた美しい湖。
グループの一人の別荘がクロスビー湖に浮かぶ小さな島にあり、大学生たちはその別荘に滞在していた。
大学生たちは、ある者はボートに乗り、ある者は海辺で他愛もないおしゃべりをし、思い思いの過ごし方をしていた。
だが、状況は一変する。
大学生たちの一人が湖の中で片腕を千切られてしまったのだ。
初めは、ボートのスクリューに巻き込まれたのだと誰もが思っていた。
だが、千切られた片腕を探しに湖に潜った男が見たのは、本来なら湖にいるはずのないサメの姿だった。
映画『シャーク・ナイト』感想

ネタバレを含みます
金のため
湖にサメがいた理由。
それは、男たちが湖にサメを放ったから。
では、なぜサメを放ったのか?
保安官の男が言っていました。
「より過激な映像を求める人間がいる。彼らはそのために金を払う」
安月給で、さらに大学生たちにからかわれながら仕事をしてきた保安官にとって、金儲けができて、大学生たちを惨殺できるのですから、願ったり叶ったりだったのでしょう。
真面目に働いているのに大した給料をもらえない。
安月給で働いているのに、大学生たちに馬鹿にされる。
保安官は日々ストレスを溜めていたことでしょう。
そして溜まったストレスのせいで次第に狂っていった。
とても他人事とは思えませんね。
自分が狂っているだなんて、自分では気付けないことが多いですし、気付きたくもないでしょう。
あの保安官の姿は、もしかしたら、他人から見たあなたの姿かもしれません。
小物だった
デニスは大学生グループの中でもとりわけサラに執着していました。
事故で傷を負ったデニスは、その事故をサラのせいにして恨んでいました。
だから、その恨みを晴らすために、サメのいる湖にサラを放り込んで殺そうとした。
デニスたちにしてみれば、仲間内に保安官もいるのですから、目撃者のいない場所でサメに殺させれば、事故として処理させることもできるのでしょう。
そう、事故として処理されなければいけない。だから、一見するとケダモノのようだったレッドが女子大学生を前にして『下着姿にさせて、少し体を触るだけ』だったのは、殺人だと悟られないようにするため。
『湖にサメを放つ』という大胆なことをやっている割に、なかなか考えて行動していたようです。
ですが最終的に大学生に負けて自分たちがサメに殺される羽目になったのは、そこまで頭が良くなかったからでしょう。
長々と恨み言を並べ立てているうちに反撃のチャンスを与えてしまいました。
それだけ恨みを抱えていたとも言えるでしょう。けれど、相手に時間を与えれば状況が変わってしまうかもしれません。
デニスや保安官がもう少し頭が良かったら、ラストは変わっていたかもしれませんね。
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