
今日は『茄子 アンダルシアの夏』という自転車ロードレース映画のあらすじと感想を書いていくよ

46分の短い映画だけど、見どころたっぷりで面白かった!

自転車ロードレースはルールもよく知らなかったんだけど、映画の中でうまく解説してくれていて映画に集中できたよ

ゴール直前のシーンとか、ドキドキしちゃったよ!
映画『茄子 アンダルシアの夏』基本情報とあらすじ
まずは、映画『茄子 アンダルシアの夏』の冒頭部をご覧ください。
タイトル | 茄子 アンダルシアの夏 |
ジャンル | 自転車ロードレース |
監督 | 高坂希太郎 |
主演 | 大泉洋 |
公開年 | 2003年 |
備考 | 続編『茄子 スーツケースの渡り鳥』 |
あらすじ
世界三大自転車ロードレースの一つ『ブエルタ・ア・エスパーニャ』。
プロロードレーサーであるぺぺも、このレースに参加していた。
ぺぺにとって、この『ブエルタ・ア・エスパーニャ』は地元で開催されるレース。
ぺぺと親しい人たちも、ペペを応援するために集まっていた。
おりしも『ブエルタ・ア・エスパーニャ』当日は、ペペの兄が結婚式を挙げる日。
ペペの兄も、そしてその花嫁も、タキシードとドレス姿のままペペの応援に駆けつける。
強豪ひしめく『ブエルタ・ア・エスパーニャ』。
強い日差しに強風。
苦しい状況の中、様々な思いを抱えながら、ペペはペダルを漕ぎ続ける。
映画『茄子 アンダルシアの夏』感想
故郷を飛び出し、夢を掴む
映画『茄子 アンダルシアの夏』の主人公ペペは、何もない故郷を出て、世界を飛び回るロードレーサーになりました。
若い人が何もない故郷から都会や自分の夢を叶えてくれる場所に飛び出していくのは珍しい話ではありません。
ペペの場合は、故郷が本当に何もないところだったのと失恋が故郷を飛び出す理由だったのでしょう。
何もない故郷を飛び出して、チャンスに溢れた外界に行ったからといって、必ずしも夢が叶うわけではありません。
その点、ペペは、スポンサーから解雇されそうになりながらも、実力で優勝して夢を掴んでみせました。
夢を掴むこと。決して簡単なことではありません。
故郷では一位二位を争う才能の持ち主だったとしても、世界に出れば、井の中の蛙だったなんてことはよくあることです。
自分が井の中の蛙だと気付いた時、そこからさらに這い上がって夢を掴めるかどうかは自分次第。
泥臭い努力を重ね、やっと掴めたと思ったら、それを掴み続けるためにさらなる努力が必要になる。
それができる人だけが、真に夢を叶える人なのでしょう。
折れない心
映画『茄子 アンダルシアの夏』では、よりによってレース中に、アクシデントで、ペペはスポンサーから解雇通知を受けてしまいます。
正式な解雇通知ではなかったにしても、ペペにとってショックだったことは間違いないでしょう。
それこそ、レースを放棄してもおかしくないくらいに。
でも、ペペの心は折れませんでした。
力強くペダルを漕ぎ続け、ついにはトップでゴール。
実力で解雇を撤回させました。
もしも、何か辛いことがあっても、まだ挽回できるチャンスがあるなら、全力でチャンスにかけてみると道が開けるかもしれません。
チャンスにかけてみた結果、やはり駄目だったということもあるかもしれません。
結果がどうなるかは分かりませんが、追い込まれた状況で全力を出し切るという経験をしてみると、意外と自分にはまだ自分の知らない実力が秘められていることに気づくかもしれません。
心折れて諦めるのも良いでしょう。
でも、できることまだあるなら、全力でやってみれば何かを得られるかもしれません。
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