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【映画】ラ・ヨローナ ~泣く女~~あらすじと感想~水のある所に現れる女の幽霊。その鳴き声を聞いた子供をさらってゆく

映画『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』あらすじと感想

映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』は、2019年公開、 マイケル・チャベス監督、 リンダ・カーデリーニ、レイモンド・クルス、パトリシア・ヴェラスケス出演によるオカルト系ホラー映画。

『死霊館』シリーズ第6作目。

映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』あらすじ

ソーシャルワーカーとして働くアンナは、パトリシアという女性からの「自分の子供たちが危険にさらされている」という訴えを無視してしまう。

その後、パトリシアの二人の子供は、川で水死してしまう。

取り乱したパトリシアはアンナに「あんたのせいだ!あんたの子供もあの女の泣き声を聞くはずだ!」と不気味な言葉を投げかける。

水のあるところに現れ、自分の泣き声を聞いた子どもたちをさらっていく、と言い伝えられている幽霊ヨローナ。

パトリシアの言葉通り、アンナの子供たちも女の泣き声を聞いてしまう。ヨローナの泣き声を。

映画『ラ・ヨローナ ~泣く女~』ネタバレ感想

もしもアンナがパトリシアの話を聞きいれ、パトリシアの家でなにもせずに帰宅していたらどうなっていたのだろう。

アンナはヨローナに襲われることはなかっただろう。

パトリシアとその子供たちがどうなったかは分からない。

うまく防げたかもしれないし、結局命を奪われていたかもしれない。

端から見れば、アンナが余計なことをしたように思える。

だが、実際にアンナの立場であの現場に遭遇したら、ほとんどの人がアンナと同じ行動をとるのではないだろうか。

もしも、パトリシアの子供たちが「自分たちを襲ってくるのは母親じゃない。別の女だ」とアンナたちに訴えていたら、未来は変わっていたかもしれない。

だが、そうはならなかった。

心底恐怖に怯えた人に、ましてや子供に、冷静で理路整然とした説明など到底できるものではないだろう。

せめて、話を聞く側は冷静に、相手の不完全な話から真実を読み取る気持ちで臨まないと、本作のような悲劇が生まれてしまうかもしれない。

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