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【映画】オーメン666~あらすじと感想~悪魔の子ダミアンの周辺で起こる恐怖

映画『オーメン666』あらすじと感想

映画『オーメン666』は2006年6月6日公開のオカルト系ホラー作品。監督はジョン・ムーア、出演はリーヴ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ。

1976年公開の映画『オーメン』のリメイク版。

映画『オーメン666』あらすじ

ロバートの妻キャサリンは死産してしまう。

ロバートは、キャサリンに秘密で同じ日に生まれた孤児を引き取り、息子として育てることを決意。

二人はその子にダミアンと名付け、愛情を込めて育てるのだが、ダミアンの周囲で不吉な出来事が次々と起こり始める。

ダミアンが5歳となったある日、ダミアンの出生に関する秘密を知る神父から、ダミアンが聖書に記された悪魔の子であり、人類を滅ぼす存在だと警告される。

映画『オーメン666』感想

映画『オーメン666』のネタバレを含みます。

不自然な選択

ロバートは、妻キャサリンが死産してしまったと知ったとき、してはいけない選択をしてしまった。どこの誰の子だかもわからない子供を、死んでしまった息子の代わりに迎え入れてしまった。

ロバートの気持ちもわかる。子供の誕生を楽しみにしていた妻にとって、死産だったことは大変な悲しみとなるだろう。妻のためにも、そして孤児となってしまった子供のためにも、哀れな孤児を息子として迎え入れることで、妻も孤児の子も幸せになれる。

だが、おそらくこの時点で、悪魔による超自然的な力が働いていたのだろう。

冷静に考えれば、どこの誰の子かもわからない子供を息子として迎え入れるなんて正気じゃない。

不自然な選択が続く

正気とは思えない選択は、ダミアンが成長してからも続く。

乳母のペイロックを雇ったのも不自然だ。

連絡ミス、という話を受け入れ、迎え入れてしまった。冷静な判断ができる状態なら、確認の電話くらいはするものだろう。だが、それをせず、ペイロックの話を信じて家の中に入れてしまった。

ペイロックが勝手に連れてきた犬についてもそう。ロバートは保護局に連絡するように言った。だが、その後も犬は家に居続け、ロバートは何も言わない。ロバート自ら保護局に連絡することもなく、犬を家に住まわせてしまった。

家族を悪く言われたら……

ロバートを助けようとする者もいた。ブレナン神父は、ロバートにダミアンの正体を告げ、解決方法を教えた。

だが、ロバートは最初、ブレナン神父を信じなかった。当然だろう。たとえ不気味な出来事が起きていようと、自分の家族を悪く言われたら、ましてや悪魔だなどと言われたら、反発するに決まっている。

結果的に、妻キャサリンは殺され、協力者のキースも殺されてしまった。

もう誰も止められない

映画の結末では、ダミアンを抹殺しようとしたロバートが警官に射殺され、生き残ったダミアンが観客を見ながら不気味なほほえみを浮かべる。

映画の中の世界では、ダミアンは母を失い、錯乱した父に殺されかけた悲劇の子。誰も真実を知らない。

無邪気な子供のふりをして、そしていずれはきっと正義の仮面をかぶって、時間をかけて信頼を勝ち得ながら政治の中枢へと入り込み、ダミアンは世界一の大国を動かす存在となっていくのだろう。

それまでに、果たして何人が不審な死を遂げるかわからないが。

【本作のオリジナル版】

【本作】

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