映画『死霊館のシスター』は、2018年公開、 コリン・ハーディ監督、 タイッサ・ファーミガ、デミアン・ビチル、ジョナ・ブロケ、ボニー・アーロンズ出演によるオカルト系ホラー映画。
『死霊館』シリーズ第5作目。
映画『死霊館のシスター』あらすじ
悪魔召喚が行われた修道院。儀式は阻止されたが、地獄への扉は閉じることができず、封印された。
第二次世界大戦で古城の一部が壊され、封印が解かれ、扉が開いてしまう。
悪魔が修道院に住む者たちに襲い掛かり、修道女たちも対抗するが、強力な悪魔の前に太刀打ちできなかった。
この修道院の状況はヴァチカンも知ることとなり、ある神父と修道女が調査のために遣わされた。
映画『死霊館のシスター』ネタバレ感想
生きていると、過去にやったことや起きたことで救われることがある。
私も学生時代に趣味で身につけた知識と技術のおかげで、崖っぷちだったフリーランス生活が一気に好転した。
本作のアイリーンの場合、幼少期に見た幻覚のおかげで道が開けた。
まさに神のお導き。このために生きてきたとも言えるだろう。
アイリーンの場合、導いたのは神だったのだろうが、導くものは神ばかりではないだろう。
悪魔に導かれることもあるだろう。
フレンチは、一見すると勇気ある青年に見える。だが、もしかしたら悪魔に導かれていたのかもしれない。
悪魔がいざというときに憑依するための保険として。
アイリーンがフレンチの名前を聞き出すシーン。どこか不自然に感じた。
第3作のネタバレになるので書かないが、悪魔と名前は重要な関係にある。
もしかしたら、アイリーンも操られて、フレンチの本名を聞き出すために操られて利用されたのではないか。
結局、悪魔が外に出るために、全員が悪魔に踊らされていたのではないだろうか。
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『死霊館』各作品を『劇場公開順』『作中の時系列順』に紹介します。次に見る作品のご参考に。
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『死霊館』ユニバース第四作。史上最悪の呪いの人形、その誕生物語
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謎の死体の死因を探る検死官を怪現象が襲う
ラッセル・クロウ主演。ある修道院で実際に行われた悪魔祓いの記録をもとにした物語