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【映画】ライト/オフ~あらすじと感想~明かりを消すとそれは現れる

映画『ライト/オフ』あらすじと感想

映画『ライト/オフ』は2016年公開のオカルト系ホラー作品。監督はデヴィッド・F・サンドバーグ、出演はテリーサ・パーマー、ガブリエル・ベイトマン。

映画『ライト/オフ』あらすじ

一人暮らしをしているレベッカは、久しぶりに実家に帰ると、幼い弟から「電気を消すと、何かが来る」と打ち明けられる。

おびえる弟。だが、母は精神的に不安定であり、父はすでに亡くなっているため、レベッカは弟を自分の部屋に泊めることにした。

その夜、レベッカの部屋でも、電気を消すと何かが現れるようになる。

はたして、その『何か』の正体は?

レベッカたちは待ち受ける真実とは?

映画『ライト/オフ』ネタバレ感想

映画『ライト/オフ』のネタバレを含みます。

妄想が現実に

辛い現実から逃れるために自分の中に妄想の世界を作り上げる。妄想の友人を創造する。程度の差こそあれ『正常』と言われる人の中にも『自分だけの妄想』『妄想の友人』を持っている人はいるだろう。

本作の場合、現実に存在した人物と妄想の世界でつながりを持ち続けたことにより、いつの日か、妄想が現実世界に影響を及ぼすようになった、ということだろうか。

本作での救いは、母親が家族を大切に思っていたこと。だが同時にそのことが最後の悲劇を生んでしまった。

自分が作り上げたものの後始末

結局、問題を解決するにはあの方法しかなかったのだろうか。

他に方法があるとすれば、家族が一丸となり、母親に精神病の薬を飲ませ続け、心の病が完治するまで協力し合うこと、だろうか。

だが、母親の病が完治することは同時にダイアナが消えることでもある。

ダイアナがそれを許すはずもなく。結局は、本作の冒頭で命を落とした父親と同様の運命を辿ることになってしまうだろう。

そうだとすれば、やはり本作で描かれた方法が最も確実だということになる。

チープな奇跡など起こらない。自分で作り出してしまった化け物は自分で始末するしかないのだろう。

【本作】

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