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【映画】デス・ルーム~あらすじと感想~映画のセットに閉じ込められた人々。恐怖体験を語り、最後に何が起こるのか?

映画『デス・ルーム』あらすじと感想

映画『デス・ルーム』は2006年公開のホラー映画。監督はケン・ラッセル、ショーン・カニンガム、モンテ・ヘルマン、ジョン・ゲイタ、ジョー・ダンテ。

映画『デス・ルーム』あらすじ

映画の撮影に使われたセットの見学ツアーに訪れた男女6人。

ツアーの参加者たちは『ヒステリア』という伝説的ホラー映画のセットに案内される。

ツアーガイドに中に入ることを止められるが、参加者たちは無理を言って中に入ってしまう。

『ヒステリア』が撮影された屋敷のセットの中。まるで迷路のようなその屋敷内で、参加者たちは迷ってしまう。

気がつくと、全員が一つの部屋に集まっていて、その部屋から出られなくなっていた。

ツアーガイドが提案する。「『ヒステリア』と同じように、恐怖体験談を語り合ってみては?」

参加者たちは自らが体験した奇妙で不気味な恐怖体験を語り始める。

すべてを語り終えた時、何が起こるのか?

映画『デス・ルーム』ネタバレ感想

映画『デス・ルーム』のネタバレを含みます。

結局、何だったのか?

映画『デス・ルーム』は結局、何が描かれていたのだろうか?

まず、冒頭から一貫して、『人が少ない』ことに気付く。

『映画セットのツアー』が行われたのだが、ガイドと参加者、そして『ヒステリア』セットの前にいた警備員くらいしか人がいなかった。

『映画セットのツアー』というアトラクションが行われているにしては、非現実的ではないだろうか?

もっと人がいても良いのでは?

そして、映画『ヒステリア』のセット内に閉じ込められる参加者たち。

『ヒステリア』と同様に恐怖体験を語り合う。

すべてを語り終えた時、参加者たちは『忘れていた真実』を思い出した。

最後に、ツアーガイドの名前。

『デズモンド』という名札を最後に付けるわけだが、この名前、『ヒステリア』の監督と同じなのだ。

結論として、映画『デス・ルーム』で描かれていたことは、次のようなことだったと考えられる。

まず、ツアー参加者たちはすでに死んでいる。

参加者たちはみな、非現実的で不気味な体験をしているけれど、自分が死んでいることに気づいていない。

そんな参加者たちの霊を集め、デズモンド監督が自身の映画『ヒステリア』で描いた内容を繰り返している。

参加者たちがこの後、どうなってしまうのかは分からない。

デズモンドが何の目的で参加者たちを集め、そして永遠に閉じ込めてしまったのかも明らかにされていない。

参加者たちは、たまたま恐怖体験をしてしまい、たまたまデズモンドに目をつけられただけなのだろう。

落とし穴はすぐそこに

参加者たちは、一人は精神的に錯乱して殺人してしまったようだが、それ以外は、巻き込まれてしまったと考えられる。

仕事が欲しくて豊胸施術をした。何も知らされずに『吸血生物』を埋め込まれ、恋人を殺害してしまった。ただし、吸血生物のおかげで美しさが増し、吸血生物を受け入れてしまった。

日本でたまたま見た地獄絵。たまたま出会った一人の男。この世のものではない何かに精神を乗っ取られてしまった女性は、助けられたときにはすでに化け物となっていた。

出会った女性が吸血鬼だった。

もともと変わり者だった少女が精神を病み、ついには両親を殺してしまった。

人生の落とし穴なんてどこにあるか分からない。

信用していた人が、じつは悪人だった。

知らないうちに、悪意のある者に精神を乗っ取られてしまっていた。

愛した相手が異常者だった。

そもそも、自分が異常者であり、その事に気づいていない。

どんなに気をつけていても、転落してしまうことはあるだろう。

そして、自分が転落していることに気付いたときには、もう手遅れかもしれない。

せめて、自分から落とし穴に落ちるようなことがないようにしたいものだ。

【本作】

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