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【映画】コンスタンティン~あらすじと感想~悪魔と戦う余命僅かなエージェント

映画『コンスタンティン』あらすじと感想

映画『コンスタンティン』は2005年公開、監督はフランシス・ローレンス、主演はキアヌ・リーブスです。

R15+指定のオカルト系アクション映画。エンドロールの後にも続きがあるのでお見逃しなく。

映画『コンスタンティン』あらすじ

ある一人の少女が悪魔に取り憑かれた。少女を救うために呼ばれたのは、悪魔祓いを生業とするエージェント、ジョン・コンスタンティン。

ジョンは慣れた様子で悪魔祓いを行う。無事に少女から悪魔を祓ったジョンだったが、その悪魔が人間界に入り込もうとしていたのを見て困惑する。

天界、地獄、人間界。三つの世界の住人たちは、それぞれ別の世界には侵入しないことで均衡を保ってきたのだ。

悪魔が人間界に侵入しようとした目的は?

ジョンとその仲間たちは、悪魔たちの動向を調べ始める。

同じ頃、ある精神病院で一人の患者が飛び降り自殺した。

自殺した患者の双子の姉であり、刑事でもあるアンジェラは、妹が自殺したことを認められず、監視カメラに映った妹の姿を見ていた。

その映像を見ていたアンジェラは、妹がこう呟くのを聞く。

「コンスタンティン」と。

映画『コンスタンティン』ネタバレ感想

映画『コンスタンティン』のネタバレを含みます。

自分のための正義

ジョン・コンスタンティンが悪魔祓いをしていたのは、正義のためではなく自分のため。

過去に自殺未遂をしてしまったために地獄行きが確定しているジョンは、神に良いところを見せて、天国行きにしてもらおうとしていたのだ。

そんなジョンの考えは神様もお見通しで、ガブリエルから「地獄行きは確定している」「肺がんで死ぬのは1日30本もタバコを吸っているからだ」と身もふたもないことを言われる。

それでもアンジェラの妹を地獄から救おうとしたのは、やはり最初は自分のためだったのだろう。

善行を行う人に対して、よく「偽善だ」などと批判する人がいます。

偽善の名に悪いのか? その偽善で救われる人がいるのなら良いではないか。

ジョンはこの映画で描かれた物語の前にも、きっと何人もの人を救ってきたはず。

その救った理由が「自分のため」であったとしても、救われた人には理由など関係ない。

「救われた」「助かった」という事実が全て。

たとえ偽善であろうとも、「偽善だ」などと批判しているだけの人に比べたら、偽善でも誰かを救っている人の方が遥かに人々を幸せにしているのは間違いないだろう。

ジョンはなぜ戦ったのか?

地獄に落ちたイザベルを救うため、命がけで戦ったジョン。

なぜジョンはアンジェラのため、そしてイザベルのために戦ったのだろうか?

最初は神に良いところを見せるためだったのかもしれない。

だが次第に情が移っていったように見えたのは、ジョンがイザベルに自分を重ねたからかもしれない。

高い霊能力を持ち、人間とそれ以外を見分けることができる。そのために、嫌な思いもしてきた。ジョンとイザベルには大きな共通点があった。

ジョンは過去の自分をイザベルに見て、情が移ったのかもしれない。

だが、もしかしたら、全ては悪魔(または神)が仕組んだことなのかもしれない。

アンジェラに「コンスタンティン」という呟きを聞かせる。さらに、コンスタンティンの仲間を殺す。

ジョン自身も悪魔に襲われ、否応なく戦いの只中に誘い込まれる。

戦いの果てに

戦いの果てにジョンが得たものは、肺がんからの回復。決して、地獄行きが撤回されて、天国行きが決定したわけではない。

それでも、余命1年だったのが、恐らくもうしばらくは生きられるようになった。

これは、神から与えられた時間的猶予なのではないだろうか?

「ジョン、お前は頑張ったから、もう少し様子を見ることにするよ。今後の行い次第では天国行きになるかもね」ということなのでは?

戦いが終わり、肺がんから回復し、タバコをガムに変えたジョン。

「神は人間一人一人を見ている」

ジョンが天国に行けるかどうかは、今後の行いにかかっているということだろう。

【本作】

【『コンスタンティン』Zippo】

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