映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は2014年公開のアクション作品。監督はパトリック・ヒューズ。出演はシルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサムなどの豪華アクション俳優たち。
映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』あらすじ
少々乱暴なやり方でメンバー補充を行った傭兵団エクスペンダブルズ。
今回の依頼は、ミンスという武器商人の排除と武器取引の阻止。
ミンスも姿を現すという武器取引の現場に、バーニー率いるエクスペンダブルズのメンバーたちは潜入する。
配置についたところでミンスが姿を現した。
その姿を見たバーニーの顔色が変わる。
ミンスと名乗るその男は、かつてバーニーが殺したはずのコンラッド・ストーンバンクスだった。
ストーンバンクスを排除しようとするエクスペンダブルズだったが、敵の反撃に遭い、撤退を余儀なくされる。
執拗な追手をかわしながら逃げるエクスペンダブルズだったが、ストーンバンクスの狙撃により、メンバーの一人が重症を負わされてしまうのだった。
配信版『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』はエンドロールの後も観て!
Amazonプライム・ビデオなどで配信されている『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』には、エンドロールの後におまけ映像が流れます。
出演者や製作者たちが撮影の裏話をしてくれます。
何しろ出演者が豪華なので、アクション映画好きな方ならきっとこの映像だけでもワクワクするのではないでしょうか?
映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』感想
映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のネタバレを含みます。
世代間の相互理解
今回の映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』では、今までのアナログ世代メンバーに、若いハイテク世代メンバーが加わった。
最初は互いのことを小馬鹿にしていた両世代。
だが、内心は相手のことが気にかかっていたようで。
如実に現れていたのは、ガンナー(実は、化学の修士号を持つ)がソールのコンピュータを身に着けていたところ。
ガンナーには操れない代物だったようだが、わざわざ身につけて持って来るあたり、大いに興味があったのだろう。
若いメンバーも、旧来のメンバーと初めて会った時には反発していたが、最後に歌っていた歌の歌詞からして、ベテランたちに認めて欲しいという気持ちがあったのだと思う。
世代間のギャップというのはどこの世界にもあるわけで。
世代が違えば生まれ育ってきた環境も全く違うのだから、ギャップが生まれるのも当然。
大切なのは、自分たちの世代の考え方とは違うからといって馬鹿にして押さえつけるのではなく、若い世代も年寄り世代も、どちらも互いに認め合うことではないだろうか?
世代なんて関係なく認め合い学び合うことで、きっと世界は広がってゆくはずだ。
ジェット・リーとルナ
『エクスペンダブルズ』第一作から出演しているイン・ヤン(ジェット・リー)。
第二作では序盤のみの登場、そして今作ではもう登場しないのかと思ったが、最後に登場してくれた。
ジェット・リーは、病気のため、もうアクションができない。
第一線で活躍していた大アクションスターだっただけに残念だが、今作では笑顔で登場してくれて、それだけでも嬉しくなってくる。
また、今作でルナ役を演じたロンダ・ラウジー。知らない役者だったので調べてみたら、格闘家でした。
柔道のオリンピックメダリストであり、現役の格闘家なのだそう。
特典映像では、見るからに難しそうな動きをサラッとこなしていて、運動能力の高さが伺える。
ジェット・リーもロンダ・ラウジーも、今後の活躍が楽しみだ。