映画『アタック・オブ・ザ・キラートマト』は1978年公開のSFホラー・コメディ作品。監督はジョン・デ・ベロ、出演はデイヴィッド・ミラー。
映画『アタック・オブ・ザ・キラートマト』あらすじ
ある日、トマトが人間を襲い始めた。
拡大する被害に対処するため、趣味でトマトを育てているホワイトハウス報道官・リチャードソンに「対トマト特殊捜査チーム」は「対トマト特殊捜査チーム」の結成を指示される。
リチャードソンはディクスンという捜査官にすべての責任を押し付けた。
ディクスンは頼りになりそうなならなさそうな仲間たちとともに、殺人トマトに立ち向かう!
映画『アタック・オブ・ザ・キラートマト』ネタバレ感想
映画『アタック・オブ・ザ・キラートマト』のネタバレを含みます。
異常事態が発生したときは……
『人間が想像できることは、人間が必ず実現できる』という名言がある。
人間は、病気に強い稲を生み出し、糖度の高い果物を作り出した。いつの日か、人間を襲うトマトを作り上げる日も来るだろう。
トマトが人間を襲うなどという異常事態が発生した場合に、国や組織の上層部が無能であったり隠ぺい体質であったりすると、問題は解決しない。解決しないどころかより深刻になっていく。
もちろん、あらゆる情報を公開するべきだとは思わない。だが、『何が発生し、どうすればよいのか』を的確に示すことができなければ、人々は不信感を抱き、また、パニックに陥るだろう。
どんな可能性はゼロではない
トマトが人間を襲い始めた時、生き残るためにできること。
「そんなことありえない」と頭ごなしに否定せず「そんなこともあるかもしれない」と考えておくだけでも生存確率は上がるだろう。
実際にトマトに襲われた際に、パニックにならずに冷静に対処できる可能性がわずかでも上がるだろうから。
本作では、意外なものが解決の糸口となる。
国の上層部が匙を投げる中、偶然見つかった解決策により人々は救われる。
「まさかそんなものが」と思えるものが絶大な効力を発揮することもある。
どんな可能性もゼロではないのだ。
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