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【映画】チャイルド・プレイ3~あらすじと感想~蘇ったチャッキーの新しい標的は?

映画『チャイルド・プレイ3』あらすじと感想

映画『チャイルド・プレイ3』は1991年公開のオカルト系ホラー作品。監督はジャック・ベンダー、出演はジャスティン・ホーリン、ペリー・リーヴス、ジェレミー・シルヴァース。

映画『チャイルド・プレイ3』あらすじ

惨劇から8年。グッドガイ人形は生産中止されていたが、社長の決断により生産が再開された。

前作でチャッキーが倒された工場も再開されたが、その再開に向けての作業中に誤ってチャッキーの血液が材料のプラスチックに混入してしまい、チャッキーが復活してしまう。

復活したチャッキーは再びアンディを狙うが、すでに8年が経過しており、アンディも成長していた。

チャッキーはタイラーという少年に目を付け、その体を乗っ取ろうとする。

チャッキーの復活と企みに気付いたアンディは、タイラーを救うために立ち向かうのだが……。

映画『チャイルド・プレイ3』ネタバレ感想

映画『チャイルド・プレイ3』のネタバレを含みます。

金のためなら何でも売る

『チャイルド・プレイ3』の冒頭、社長がこんなセリフを言っていた。

「金のためなら何でも売る」

おもちゃでも兵器でも、金になるのなら何でも売る。

自分たちの利益になるのなら、他人が苦しんでも気にしない。そんな考えの者は確かに存在している。それこそ、武器・兵器を作って売っている者たちがよい例だろう。

この社長が売っていたものはおもちゃだ。決して人に害を加えるものではない。だが、『いわくつき』であるのは確かで、『グッドガイ人形』を見て不快に思う人もいたのではないだろうか。

そのような『いわくつき』の商品を金のために販売再開しようとした社長が辿った運命。それは、自分の会社の商品に自分が殺されるという皮肉な運命。

このシーンは、武器・兵器を作って売っている者たちに対するメッセージが込められているように思った。

いつか、自分たちが作ったもので自分たちが命を失うことになる、と。

権力を持たせてはいけない人間

前作での教師に引き続き、本作でも分かりやすく『嫌な奴』が登場する。シェルトン中佐だ。

陸軍学校という上下関係が重視される場所で権力を持ち、自分より下の者たちを好きなように扱う。それこそ奴隷のように。

このシェルトン中佐のような人物は、現実の世界でも、例えば、パワハラ上司であるとか、横暴な教師であるとか、およそ上下関係が存在する場所にはどこにでもいる。

理想を言えば、人の上に立つ人間は、下の立場の人間から自然に敬われる存在であってほしい。だが実際には、権力を振りかざし、暴力で下の者を従わせようとする者がなんと多いことか。

そのような『上に立つ人間』は何か大きな問題が起きた時に初めて後悔するだろう。誰も助けてくれないことに。

ツメの甘いチャッキー

本作では、チャッキーはかなり惜しいところまで行っている。あともう少しでタイラーの体を手に入れられたはずだ。

なぜチャッキーは、タイラーの体を手に入れる前にアンディへの復讐を始めてしまったのか?

なぜチャッキーは、タイラーに自分が悪者だと打ち明けてしまったのか?

アンディのことなど後回しにして、言葉巧みにタイラーをだまし、さっさとタイラーの体を奪ってしまえばよかったのに。

この『ツメの甘さ』が逆にチャッキーが愛される理由の一つになっていると思う。完ぺきではない。とても人間らしいのだ。

本作でも目的を遂げられなかったチャッキー。だが、我々視聴者は知っている。チャッキーは血液一滴からでも蘇ることを。

そしておそらく、蘇っては倒されることを繰り返すであろうことを。

【本作】

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