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【映画】バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)~あらすじと感想~再起を果たそうとする男の未来は?

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』あらすじと感想

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、2014年米国公開、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、マイケル・キートン主演によるファンタジー系ヒューマンドラマ。

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』あらすじ

 

リーガンはかつて『バードマン』というスーパーヒーローを演じた俳優。だが、今は落ち目。ヒット作に恵まれず、気付けば60代になっていた。

再び役者として返り咲くために、リーガンはブロードウェイ進出を目指し、自ら舞台をプロデュースし、主役を演じることに。

身勝手な俳優、度重なる不運、敵意むき出しの批評家。リーガンの前途は多難だ。

リーガンの挑戦は成功するのか?

挑戦の果てにリーガンはどこに辿り着くのか?

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ネタバレ感想

頂点から転落し、過去の栄光によって苦しみ、何としてでも再起しようとした男は、一度死んで生まれ変わる必要があった、ということだろうか。

現実と妄想が境界無く描かれる。あの世界が男の見ている世界そのものなのだろう。『バードマン』という過去の栄光。男が再び自由に羽ばたくために、決別しなければならない執着。

突きつけられる現実。舞台上でもリアルにこだわる共演者。すべてが男に「現実と向き合え」と語りかけていたのだろう。

男は舞台上で一度死に、鼻を失いながらも再起した。ラストシーンで娘が空を見て笑ったのは、男が過去の栄光から解き放たれ、自由に飛べるようになったことを表現していると信じたい。

【本作】

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