【映画】アルゴ～あらすじと感想～取り残された人々を救うために偽の映画を作成する

映画『アルゴ』は、2012年公開、ベン・アフレック監督・主演による実話をもとにしたアクション・スリラー作品。

映画『アルゴ』あらすじ

1792年、イランのアメリカ大使館が占拠された。

6人の大使館員がカナダ大使公邸で匿われる。

CIA秘密工作員のトニー・メンデスは6人を救出するため、前代未聞の計画を打ち上げる。

偽の映画製作をでっち上げ、イランで撮影をするふりをして、6人をイラン国外に脱出させようとした。

だが、CIA上層部はこの作戦に難色を示し、さらにはイスラム新政府がこの作戦に気付き始めた。

果たして、6人を無事に脱出させることはできるのか？

リンク

映画『アルゴ』のネタバレを含みます。

大きな事を成すにはそれ相応の準備と覚悟が必要だ。

よく「さっさと行動しろ。やりながら考えろ」という人がいるが、知識も経験も無いものが無計画で走り出しても、転がり落ちるだけだろう。

本作は、敵国から自国民を救出する、という決して失敗が許されない作戦が描かれている。

限られた時間の中、最大限の準備が行われ、決行。途中、何度も危機に見舞われるが、ギリギリのところで何とか成功。

成功を勝ち得たのは、準備と覚悟があったから。

行き当たりばったりでは相手を欺くことなど出来なかっただろう。

さらに、一人一人が絶対に成功させると覚悟を決めて事に当たったことも重要な要因だろう。

もしも一人でも中途半端にやっていたら、どこかで綻びが生じていたことだろう。

準備と覚悟。成功を手にしたいのなら、決して欠かせない。

人命救助であれ、ビジネス上の取引であれ、この二つが揃って初めて、成功に向かう道が開けることだろう。

【本作】

リンク

脱出不可能といわれる監獄に送り込まれた『脱獄のプロ』

大きな『秘密』を託された少年を暗殺者が追う

凶悪事件を捜査する刑事たちの緊迫サスペンス