ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 4. 死者の音』は、Amazonプライムビデオ配信の、各地の伝承をもとにしたオカルト系ドラマの第1シーズン第4話。
ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 4. 死者の音』あらすじ
1843年、アメリカに住むフェルプス牧師は最愛の妻を亡くした。
失意のどん底に落ちたフェルプス牧師だったが、その2年後、同じように夫を失った女性と再婚を果たす。
再婚により二人の子供の父親となったフェルプス牧師。元妻への愛情は失っていなかったが、再婚相手、そして子供たちと共に前を向いて生きていた。
そんなある日のこと。
午前の礼拝から帰ってきたフェルプス牧師一家が見たのは、荒らされた我が家だった。
調べてみると、何も盗まれていない。ただ、家の中が滅茶苦茶に荒らされていた。
犯人は見つからない。だが、フェルプス牧師には心当たりがあった。
当時、アメリカでは降霊術が大きな話題になっていた。
死んだ人間を呼び出し、話をすることができる。
フェルプス牧師は、家が荒らされた一週間前に、降霊術を行っていたのだ。
今も忘れられない元妻と話をしたいがために。
初めて家が荒らされた後も、謎の怪奇現象は続いた。
フェルプス牧師はこの怪奇現象を終わりにするために、再び降霊術を行う。
今度は、霊を呼ぶのではなく、フェルプス牧師の家にいるであろう霊と話をするために。
はたして、フェルプス牧師が呼び出したのは、元妻の霊なのか? それとも、別のなにかなのか?
怪奇現象は収まるのか?
フェルプス牧師一家は無事に再び平穏な生活を取り戻すことができるのだろうか?
ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 4. 死者の音』感想
ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 4. 死者の音』のネタバレを含みます。
霊は存在するのか?
霊というものは存在するのだろうか?
私は、霊か、霊らしきものは存在すると思っている。
超常現象の中でも、例えば心霊写真でよく出てくる『オーブ』なんてのは、その場のホコリや虫などがカメラのフラッシュなどの光で光ったものだと私は考えている。
だが、どうしても説明がつかない現象もあるわけで。
例えば、私が小学5年生のときに見た、ほんの10メートルほど離れたところで宙に浮いていた人型の何かが何だったのかは未だに分からない。
では、霊というものは本当に存在するのか?
少なくとも、現代の科学では説明がつかないものがあることは確かだろう。
その一方で、『死者の音』でも語られていたように、偽物の霊能者もいるわけで。
英語を話せない人の霊が乗り移っているはずなのに、英語で話しだした霊能者。
自分たちで音を出していた降霊術師。
このような詐欺師の存在が、霊という存在をより一層うさん臭いものにしているように思える。
この世から詐欺師が一掃された時、それでも霊的現象は残っているのか?
科学が発達して、これまで霊的現象と考えられていたものが科学的に説明される時が来るのか?
私としては、全てが科学的に解明された時、幽霊か、それに準ずるものの存在も明らかになると思っている。
少なくとも、全てが嘘で、全てが妄想や思い込みや白昼夢の類ではないと考えている。
小学5年生のとき、私の意識ははっきりしていましたし、こんなことで嘘を言う気もないので。