世界的に大人気のホラー映画シリーズ『死霊館』。
すでに第9作目まで公開され、今からではどれから見ればいいのか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、『死霊館ユニバース』と呼ばれる死霊館シリーズ全作品について、以下の順に紹介します。
- 公開順に紹介
- 作品中の時系列順に紹介
- 最初に見るのにおすすめの作品
この記事の最初から読んでいただいても、気になる項目から読んでいただいても構いません。大人気の死霊館シリーズ、ぜひお楽しみください。
死霊館シリーズを『公開順』に見る!
多くの死霊館ファンと同様に、劇場公開順に見るのはいかがでしょう?
古参のファンと同じ、「次はどうなるの?」「あのシーンがここにつながるんだ!」などといった驚きや楽しさを体験できます。
以下では、死霊館シリーズの各作品を『劇場公開順』に紹介します。
死霊館(2013年公開)
シリーズ第1作目『死霊館』の予告編動画はこちら。
とある田舎町で一軒家を購入した一家を襲う超自然的な恐怖。
その調査のために、『死霊館』シリーズの中心人物であり、心霊研究家のウォーレン夫妻が呼ばれる。
調査を進めていくうちに、「気のせい」ではとても説明のつかない現象にウォーレン夫妻は巻き込まれていく……。
アナベル 死霊館の人形(2014年公開)
シリーズ第2作目『アナベル 死霊館の人形』の予告編動画はこちら。
現実に存在する『最悪の呪いの人形 アナベル』にまつわる物語。
ジョンとミアは子供の誕生を今か今かと待っている夫妻。
ジョンはミアが欲しがっていたアンティーク人形を見つけ、ミアにプレゼントする。
その直後、凄惨な殺人事件が起こり、ジョンとミアも巻き込まれる。
無事だった二人は引っ越しをしたが、その際、捨てたはずのアンティーク人形が新居で見つかるのだった。
>>当ブログ管理人による『アナベル 死霊館の人形』の感想はこちら
死霊館 エンフィールド事件(2016年公開)
シリーズ第3作目『死霊館 エンフィールド事件』の予告編動画はこちら。
心霊研究家のウォーレン夫妻は、教会から依頼されてイギリスのエンフィールドへ調査に赴く。
とある一軒家で超常現象が起きているというのだ。
おりしも、ウォーレン夫妻はマスコミから「インチキではないか」と叩かれていた最中。夫妻は慎重に調査を進める。
本当に心霊現象なのだろうかと疑うウォーレン夫妻をあざ笑うように、次から次へと不可解な現象が起きるのだった。
>>当ブログ管理人による『死霊館 エンフィールド事件』の感想はこちら
アナベル 死霊人形の誕生(2017年公開)
シリーズ第4作目『アナベル 死霊人形の誕生』の予告編動画はこちら。
1945年、ある田舎町に住む夫妻が最愛の娘を交通事故で亡くしてしまう。
1957年、夫妻は孤児の少女たちとシスターを自宅に受け入れた。
その孤児たちの一人が、奇妙なメモを見つける。
「私を見つけて」
メモに導かれ、あるクローゼットを開けると、そこには白いドレスを着た少女人形があった。
>>当ブログ管理人による『アナベル 死霊人形の誕生』の感想はこちら
死霊館のシスター(2018年公開)
シリーズ第5作目『死霊館のシスター』の予告編動画はこちら。
ルーマニアのとある修道院で、悪魔召喚の儀式が執り行われていた。
その儀式はヴァチカンにより阻止され、地獄へ通じる扉は固く封印された。
時は流れ、第二次世界大戦において、爆撃により封印が解かれてしまう。
封印の解かれた扉から現れた悪魔が修道院内の修道女たちに猛威を振るう。
ヴァチカンはこの修道院の調査のために、悪魔祓いの経験のある神父と、まだ見習いであるシスターを遣わした。
修道院の調査を始めた神父とシスター、そして悪魔との戦いが始まる。
ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年公開)
シリーズ第6作目『ラ・ヨローナ~泣く女~』の予告編動画はこちら。
川で二人の子供の死体が発見された。
その子供たちの母親は以前から、子供たちが危険にさらされていることをソーシャルワーカーに訴えていた。
だがソーシャルワーカーは、その母親の異常性から、その訴えを無視していた。
死体発見現場で母親はソーシャルワーカーに言う。
「あんたの子供たちもあの女の泣き声を聞くはずだ」
水のある所に現れ、その泣き声を聞いた子供をさらってゆくという、ヨローナの泣き声を。
>>当ブログ管理人による『ラ・ヨローナ~泣く女~』の感想はこちら
アナベル 死霊博物館(2019年公開)
シリーズ第7作目『アナベル 死霊博物館』の予告編動画はこちら。
ある日、ウォーレン夫妻が家を留守にする際、まだ幼い娘ジュディの面倒を見るためにメアリーという、ジュディとも面識のある少女にベビーシッターを頼んだ。
ジュディとメアリー、二人で買い物に行った際、メアリーの友人ダニエラと遭遇。ダニエラもジュディの家に行きたいと言い、仕方なく連れていくことになった。
ジュディとメアリーが庭にいるのを確認したダニエラは、ウォーレン家の地下倉庫に忍び込む。
そこにあった数々の呪物。その中でも特に目を引いた一体の人形。
ダニエラは、その人形の入ったケースの扉を開けてしまった。
最悪の呪いの人形アナベルを封印していた扉を。
>>当ブログ管理人による『アナベル 死霊博物館』の感想はこちら
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年公開)
シリーズ第8作目『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』の予告編動画はこちら。
知人を殺してしまった青年アーニー。
心霊研究家のウォーレン夫妻はアーニーに悪魔が取り憑いていると確信する。
法廷ではアーニーの罪を問う裁判が行われていた。ウォーレン夫妻はアーニーの死刑を回避するため、悪魔の仕業だと証明するために調査を始める。
だが調査を行うウォーレン夫妻に超常現象が襲い掛かる。
果たして、悪魔の仕業だと証明できるのか?
アーニーの死刑を回避することはできるのか?
>>当ブログ管理人による『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』の感想はこちら
死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年公開)
シリーズ第9作目『死霊館のシスター 呪いの秘密』の予告編動画はこちら。
ヨーロッパで続発する謎の怪死事件。
教会は悪魔退治の実績を持つシスター アイリーンを調査に遣わす。
調査を始めたアイリーンは次々と謎の怪現象に見舞われる。
やがてアイリーンは、すべての元凶である悪魔のシスターと対峙することになる。
>>当ブログ管理人による『死霊館のシスター 呪いの秘密』の感想はこちら
死霊館シリーズを『作品中の時系列順』に見る!
作品中の時系列順に見るのも、長期シリーズの楽しみ方の一つ。
ここでは、公開順に捕らわれずに作品中の時系列順に各作品を紹介します。
- 1952年死霊館のシスターシリーズ第5作目
封印が解かれて世に解き放たれようとしている悪魔。
ヴァチカンの要請で調査に派遣された神父とシスター。
悪魔との戦いは壮絶な結末を迎える。
リンク - 1956年死霊館のシスター 呪いの秘密シリーズ第9作目
ヨーロッパ全土で続発する怪死事件。
『死霊館のシスター』に登場したシスター アイリーンが再び悪魔と対峙する。
リンク - 1958年アナベル 死霊人形の誕生シリーズ第4作目
交通事故で愛娘を喪った夫婦。
時がたち、夫婦は孤児の少女たちとシスターを自宅に受け入れた。
孤児の少女の一人が一体の人形を見つけた。
『最悪の呪いの人形』アナベルの誕生の物語。
リンク - 1970年アナベル 死霊館の人形シリーズ第2作目
夫は出産間近の妻が欲しがっていたアンティーク人形をプレゼントした。
直後、夫婦は凄惨な事件に巻き込まれる。
何とか生き延びた夫婦は、不気味なアンティーク人形を捨てて引っ越すが、引っ越し先にその人形が現れる。
リンク - 1971年死霊館シリーズ第1作目
ある家で起きる不可思議な現象。
心霊研究家のウォーレン夫妻が調査に呼ばれた。
調査を進めるにつれて、超自然的な現象に夫妻は巻き込まれてゆく。
リンク - 1972年アナベル 死霊博物館シリーズ第7作目
心霊研究家ウォーレン夫妻の留守中に、呪物の保管庫に忍び込んだ少女。
少女は一体のアンティーク人形に興味をひかれ、その人形の入ったケースの扉を開けてしまった。
最悪の呪いの人形アナベルの入ったケースの扉を。
リンク - 1973年ラ・ヨローナ~泣く女~シリーズ第6作目
川で見つかった二人の子供の死体。
母親は、助けてくれなかったソーシャルワーカーにこう言い放った。
「あんたの子供たちもあの女の泣き声を聞く」
リンク - 1977年死霊館 エンフィールド事件シリーズ第3作目
心霊研究家のウォーレン夫妻はマスコミから「インチキではないか」と糾弾されていた。
そんな中、イギリスのある家で起きている怪現象の調査を頼まれる。
普段より慎重に調査する夫妻をあざ笑うように、怪現象が襲い掛かる。
リンク - 1981年死霊館 悪魔のせいなら、無罪。シリーズ第8作目
ある青年が知人を殺した容疑で逮捕された。
だが青年は、悪魔に取り憑かれていたと主張。
心霊研究家ウォーレン夫妻も悪魔憑きの可能性を信じ、青年の罪を軽くするために調査を開始する。
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死霊館シリーズの『最初に見るのにおすすめの作品』はこれ!
ここまで『劇場公開順』と『作品内での時系列順』に死霊館シリーズの各作品を紹介してきました。
もしもどの作品から見たらいいのか迷っているようでしたら、まずは第1作目を見てはいかがでしょうか?
第1作目の後は、どの作品を見ても大丈夫。気になった作品から楽しんでください。
一つ一つの作品の完成度が高い死霊館シリーズ。
きっと、見れば見るほどその面白さの虜になることでしょう。
【死霊館シリーズ第1作目】