映画『アナベル 死霊博物館』は、2019年公開、 ゲイリー・ドーベルマン監督、マッケナ・グレイス、マディソン・アイズマン、ケイティ・サリフ、パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ出演によるオカルト系ホラー映画。
『死霊館』シリーズ第7作目。
映画『アナベル 死霊博物館』あらすじ
ウォーレン夫妻は、呪いのアナベル人形を自宅のコレクションルームに保管することにした。
アナベル人形の運搬自体、一筋縄ではいかなかった。だが何とか保管庫に封印することができた。
ある日、ウォーレン夫妻は家を留守にする際、娘のジュディの面倒を見てもらうため、メアリーという少女にベビーシッターを頼んだ。
ジュディとメアリーが買い物に行くと、偶然、メアリーの友人ダニエラと出会う。ジュディの家に行きたいと懇願するダニエラ。二人は仕方なく、ダニエラを連れていくことにした。
二人が目を離したすきに、ダニエラは、あのコレクションルームに忍び込んでしまう。
そこで目にした呪物の数々。ダニエラは、その中でも最も開けてはいけない扉を開けてしまう。
呪いのアナベル人形が封印された扉を。
映画『アナベル 死霊博物館』ネタバレ感想
それぞれの家にはそれぞれのルールがある。
そのルールは他人からすれば奇妙であったり無意味であったりすることもある。
だが、ルールができるには大概、何らかの理由がある。
本作のウォーレン家にもルールがある。
そして本作の事件(現象)は他人がルールを破ったために引き起こされた。
誰かがルールを破ると大概、他の誰かが巻き添えになる。
本作では、真面目な三人が命を奪われてもおかしくない状況にまで追い込まれた。
もっとも、本作ではルールを破ってしまった気持ちも理解できる。
心底悩み苦しんだ末の行動だったのだろう。
行動には結果が伴う。ルールを破るのなら、その結果に責任を持てるのか?
よく考えて行動しないと、本作のように友人までもが巻き込まれるかもしれない。
映画『アナベル 死霊博物館』関連記事
『死霊館』各作品を『劇場公開順』『作中の時系列順』に紹介します。次に見る作品のご参考に。
死霊館ユニバース第二作目。本作『死霊博物館』の前日譚。アナベル人形が引き起こす恐怖を描く
死霊館ユニバース第四作目。呪いのアナベル人形、その誕生の物語
死霊館ユニバース第六作目。水のある所にその女は現れる。その鳴き声を聞いたものは、死ぬ
死霊館ユニバース第八作目。知人を殺してしまった青年。その青年は、悪魔に取り憑かれていた?
若者に流行する降霊術。ルールを破ると……。何が憑くかはあなた次第