ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 6. 封印された箱』は、Amazonプライムビデオ配信の、各地の伝承をもとにしたオカルト系ドラマの第1シーズン第6話。
ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 6. 封印された箱』あらすじ
1904年、アメリカ、フロリダ州キーウェスト。
ロバート少年には友達がおらず、いつも一人で遊んでいた。
ある日、海外に住む叔母からロバート少年に贈り物が届く。
その贈り物とは、子供くらいの大きさの水兵の人形だった。
叔母がドイツで購入したというその人形を、ロバート少年はひと目で気に入り、自分と同じ『ロバート』という名前をつけた。
ある日、ロバート少年に人形のロバートを贈った叔母が訪ねてくる。
叔母は、ロバート少年から人形のロバートを取り上げるよう提案した。
明くる日、叔母は部屋の中で息絶えていた。
現在、すでにロバート少年はこの世にいないのだが、人形のロバートは博物館で展示されている。
呪いのロバート人形は、今もなお、無礼な訪問者に不幸をもたらしている。
ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 6. 封印された箱』感想
ドラマ『ロア~奇妙な伝説~シーズン1 6. 封印された箱』のネタバレを含みます。
呪いは本物なのか?
呪いの人形、というのはよく聞くもので。
うさん臭いものや科学的に否定されている現象もあるが、この『ロバート人形』は、『封印された箱』で語られた話が真実だとしたら、とても科学的な説明はできなさそうだ。
燃やされたのに翌日には元の状態で家の中にいる、なんて、科学的には説明がつかないだろう。
ロバート人形と同じくらいに気味が悪いのがロバート少年。
子供の頃は、人形を本気で友達として扱ってもおかしくないが、大人になってからの態度は、もうロバート人形に支配されていると言えるだろう。
ロバート人形を人間のように扱い、意思の疎通もしているようだった。
はたして、ロバート人形に何かが乗り移り、ロバート少年と意思疎通していたのかは分からない。
もしかしたら、ロバート少年は精神的な病を抱えていたのかもしれない。
だが精神的な病だとすると、ロバート人形が燃やされても元の姿で戻ってきたことの説明が付かない。
『封印された箱』で語られた話が真実だとしたら、ロバート人形には本当に『何か』が憑いているのかもしれない。
今なお続く、ロバート人形の呪い
ロバート人形は、キーウェストにある博物館で今も展示されている。
ロバート人形を断りなく撮影した人には不幸が訪れるそうで。
『封印された箱』でも、「もう許してくれ」というようなメッセージがいくつも紹介されていた。
呪いというものは思い込みであることも多いわけで。
例えば、100人がロバート人形を勝手に撮影したら、その中の2~3人くらいは何か不幸な目にあってもおかしくない。
だが、人間というものは、恐いもの、ネガティブなものほど強く印象に残るもの。
100人中2~3人が不幸な目にあっただけだとしても、「やっぱり、あの人形の呪いは本物だ」と思い込んでしまうことがあり得る。
とはいえ、ロバート人形の呪いを否定する気はない。
「ちょっと試しに撮影してみよう」と思った方、当方は一切責任を持ちませんので、自己責任で。
ロバート人形は、動いているところも目撃されているそうだ。