
今日は『ゾンビーワールドへようこそ』という青春ホラーコメディ映画のあらすじと感想を書いていくよ

ボーイスカウトに所属する三人がスカウトの知識を使ってゾンビから街の人達を助けるんだよね。ホラーは苦手だけど楽しく観れたよ

三人の関係がちょっとギクシャクしてて、でもゾンビと戦いながら本音で話し合う内に絆が深まっていって……。王道だけど良いよね、こういう話

この先も三人はずっと親友なんだろうなぁ。いいなぁ、そういう関係って
映画『ゾンビーワールドへようこそ』基本情報とあらすじ
タイトル | ゾンビーワールドへようこそ |
ジャンル | 青春 ホラー コメディ |
監督 | クリストファー・ランドン |
キャスト | タイ・シェリダン |
公開年 | 2015年 |
あらすじ
とある山奥の学校でボーイスカウトの説明会が行われていた。
結局、たった一人の参加者も帰ってしまい、今回も新規加入者はゼロ。
ボーイスカウト隊員のベンとカーターは説明会からの帰り道、車で山道を走っていたら鹿をはねてしまった。
道路に転がる鹿の死体。おまけに車もパンクしてしまった。
途方に暮れていたら、カーターの姉たちが車で通りかかった。
カーターの姉たちに事情を説明したり、パンクを直したりしている間に、ふと、奇妙なことが起きていることにベンが気付く。
鹿の死体が無くなっているのだ。
不気味さを感じながらも、ベンとカーター、そしてボーイスカウト仲間のオギーの三人は、その夜に森でキャンプを始めた。
真夜中、車で街まで戻ったベンとカーターの前に、信じられない光景が広がっていた。
街中にゾンビが闊歩していたのだ。
ベン、カーター、そしてオギーの三人は、ボーイスカウトで得た知識を使ってゾンビたちに闘いを挑むのだった。
映画『ゾンビーワールドへようこそ』感想

ネタバレを含みます
カッコ悪い、けど……
ベンとカーターはスカウトを辞めようとしていました。
スカウトなんてカッコ悪いし、モテないし。
これまで続けてきたのも隊長ロジャースと仲間のオギーに気を使っていたから。
でも、どうやら本当は、スカウトが好きだったようです。
体育館で爆弾を仕掛けるシーンでの「人目が気になっていただけで、本当はスカウトが好きだったんだ」というセリフは、仲直りのためについた嘘ではなく、本音だったのでしょう。
本当は好きなんだけど、周囲の目などを気にして辞めてしまうことってありますよね。
特に十代の頃は、人からどう見られるかとか、カッコ良いか悪いかとか、自分が好きかどうかよりも周りの評価を優先してしまいがち。
もっと素直になって、好きなものを好きと言えたら楽なのでしょうけれど、素直に言えないのが十代の特徴でもあるのでしょう。
本音で話し合うこと
『ゾンビーワールドへようこそ』では、ベン、カーター、そしてオギーの三人は何度かケンカをします。
「スカウトはもう辞める」
「オギーと隊長に付き合っていただけ」
「でも、本当はスカウトが好きなんだ」
本音をぶつけ合うのは難しいことです。
「これを言ってしまったら、本当に終わってしまうかもしれない」
相手のことが大切であればあるほど、気を使ってしまって本音が言えなくなってしまうことは少なくないのではないでしょうか。
でも、気を使い続けていたら、次第に一緒にいるのが疲れてしまうかもしれません。
絆を深めるために、思い切って本音を言い合うことも必要です。
その結果、もしかしたら絆を深めるどころか深い溝ができてしまうかもしれません。
それは仕方のないこと。互いに気を使い合っている時点で、本当に大切な者同士なのか疑問です。
本音をぶつけ合って、それでも互いに一緒にいたいと思えるのなら、それが親友なのではないでしょうか。
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