
今日は『We are your friends』という青春映画のあらすじと感想を書いていくよ

DJを目指す青年が有名DJと出会って、悩みながら成長していく。王道の青春映画だね

音楽関係者からはあまり評判が良くないみたい(「音楽で成功するのはそんなに簡単じゃない」)だけど、短い尺の中に収めるには仕方がない部分もあるよね

ドラマ化してもっと深く掘り下げたらもっと面白かったかも。でも、この映画も十分楽しめたよ
映画『We are your friends』基本情報とあらすじ
タイトル | WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ (原題 We Are Your Friends) |
ジャンル | 青春 |
監督 | マックス・ジョゼフ |
キャスト | ザック・エフロン |
年齢制限 | PG12 |
公開年 | 2015年(日本では2016年) |
備考 |
あらすじ
いつかの日か成功することを夢見るDJのコール。
23歳のコールは小さなナイトクラブやパーティーでDJをすることはあっても、成功とは程遠かった。
それでも、それぞれの夢を追う仲間たちと一緒に日々研鑽を重ねている。
ある日の夜、コールはナイトクラブで偶然、カリスマDJジェームズと出会う。
ジェームズはコールに才能を感じ、また、若い頃の自分を重ね合わせ、指導を始める。
コールもジェームズの指導を熱心に聞き、自分だけの音楽を探し始める。
そしてついに、コールは、前座ではあるが大規模フェスへの出演チャンスを掴み取る。
だがその一方で、コールはジェームズの恋人に強い想いを抱いてしまい、また、夢と現実の間で悩む仲間たちとの間に距離を感じてしまうようになってしまう。
夢に、恋に、友情に悩み苦しみながら、コールは何を選択するのか?
映画『We are your friends』感想

ネタバレを含みます
成功の法則1
コールがDJとして成功できた理由の1つは、「元々、DJとして必要な知識を持ち、小さなナイトクラブなどで経験を積んでいたこと」。
そもそも、DJとしての知識も経験も無ければ、DJとして成功できるチャンスが巡ってきても、それを活かすことなど出来ません。チャンスに気付くことすら無いかもしれません。
「チャンスがない」と嘆いている人は、そもそもチャンスに気付いてすらいないかもしれないのです。
映画『We are your friends』のコールは、音楽で人を高揚させる理屈を知っていました。そして、その理屈を実践することができました。DJとして必要な基礎は身につけていたのです。
そんな「基礎」を持っていて、なおかつ更に自分を高めようと日々研鑽していたコールだからこそ、「ジェームズとの出会い」というチャンスを活かすことが出来たのです。
成功の法則2
「基礎」を持っていても、成功できない人もいます。
「教えに従わない人」です。
映画『We are your firends』では、コールはジェームズの教えに素直に従いました。
人まねは止めろ、自分だけのオリジナルを探せ、実世界の音を聞け。
どんなに良い指導者から指導してもらっても、その指導に従わず、勝手に自分流にアレンジしていては、いつまで経っても成功しません(自分流が上手くいっていないから成功できていないんですよね?)。
成功するのは、コールのように、教えに素直に従う人。従いながら、自分だけの世界を築ける人。
指導者からの教えに従う、と言っても、指導者のコピー人間になったところで成功はできません。二番煎じ、弟子、劣化コピーなどと言われて終わるのがオチです。
指導を受けて、例えばマニュアルに書いてあるとおりに作業して、それですぐに成功できれば誰も苦労はしません。
成功の法則3
成功するためには、諦めずに努力することが大切です。
成功するためには、努力が欠かせません。
トライアンドエラーを繰り返し、時には大きな失敗をして恥をかき、挫折しそうになることもあるでしょう。
そこで本当に挫折してしまうのか。夢を諦めてしまうのか。それとも、なぜ失敗したのかを分析し、次に活かすのか。成功するのか失敗するのかは、自分次第です。
映画『We are your friends』では、コールは、最後まで諦めませんでした。
ジェームズと喧嘩し、フェス出演への道が絶たれた後も、DJの夢を捨てませんでした。
ジェームズからの「実世界の音を聞け」という教えに従い、様々な音を取り入れた「自分だけの音楽」を作り上げました。
そして、夢を掴むために、おそらくは門前払いを喰らうことも覚悟しながら、コールはジェームズの家のチャイムを鳴らします。
最後まで成功を諦めなかったコールだからこそ、チャンスを掴むことが出来たのでしょう。
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