
今日は『マスク』というコメディ映画のあらすじと感想を書いていくよ

真面目だけど冴えない青年が、謎のマスクでヒーローに大変身! ジム・キャリーさんとキャメロン・ディアスさんの出世作だね

あのマスクが何を表しているのかとか、映画に込められたメッセージとかはすごく分かりやすいよね

うん。いろいろ考えながら観ても、何も考えずに観ても、どちらでも楽しめる映画だよね
映画『マスク』基本情報とあらすじ
タイトル | マスク (原題 The Mask) |
ジャンル | コメディ |
監督 | チャールズ・ラッセル |
キャスト | ジム・キャリー |
公開年 | 1994年(日本では1995年) |
備考 |
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あらすじ
スタンリー・イプキスは銀行で働く冴えない青年。真面目だけど気弱。
ある日、イプキスは一目惚れした女性の前で恥を晒してしまう。
挙句の果てに、真夜中の橋の上で車が故障してしまう。
橋から川を見下ろすと、人らしきものが流れてきた。
慌てて助けに行くイプキス。だがイプキスが人だと思ったのは、川を流れるゴミだった。
そのゴミと一緒に流れてきたマスクを何となく拾ったイプキス。
帰り道、そのマスクを何気なく見ていたら、抗い難い衝動にかられてマスクをかぶってしまう。
その瞬間、イプキスは緑色の顔をした、不死身の魔神に変身してしまうのだった。
映画『マスク』感想

ネタバレを含みます
マスクがあれば
冴えないイプキスが拾ったあのマスク。
かぶればハイテンションな不死身のヒーロー(魔神?)になれるこのマスクは、『心の仮面』を表しているのでしょう。
本当の自分は臆病で冴えないけど、心に仮面をかぶって別の誰かを演じることで、なんだか強くなったような、飛び抜けた人間になれたような気がする。
本当の自分ではない、別の誰かになって大活躍。
悪と戦い、愛する女性を助けて恋に落ちる。
でも、本当の自分はどこにいるの?
マスクが剥がされた時、すべてが終わってしまうのでは?
マスクがなくても
映画『マスク』のイプキスは、元々は内気で冴えない青年でした。
そんなイプキスでしたが、愛した女性ティナのために、マスクがなくても勇敢に戦場へ赴きました。
ティナが最初に好きになったのは、マスクをした謎の魔神だったのかもしれません。
でも、最後にティナがイプキスに惹かれたのは、イプキス本人が勇敢に立ち向かったから。
危険を顧みず助けに来てくれたイプキスに、ティナは心惹かれたのでしょう。
マスクなんていつかは剥がれてしまうもの。
本当の自分を隠し、自分ではない誰かに変身しても、いざという時は本当の自分が表に出てくるもの。
本当の自分が表に出てきた時、真価が問われる。
イプキスのようにマスクがなくても愛する人のために戦えるか? それとも、怖気づいて逃げ出すのか?
本当に大切なものを手に入れられる人は、たとえ普段は冴えなくても、いざという時に勇敢に戦える人なのでしょう。
そしてその戦いの先には、きっとイプキスが手に入れたような幸福が待っているのでしょう。
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