
今日は大ヒットミュージカル映画の続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のあらすじと感想を書いていくよ

前作から数年後のカロカイリ島が舞台。ホテルのリニューアルオープン記念パーティーの準備に追われる現在と、ドナの過去の恋愛模様が中心の物語です

開始早々、主要登場人物の一人が亡くなってることを知らされて、正直ショックだったよ。でも、その後は明るく美しく優しい物語が展開されて、泣きそうになっちゃった

人と人が結ばれたり、命を授かったり。こうやって命は繋がっていくんですよね
映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』基本情報とあらすじ
タイトル | マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー (原題 Mamma Mia! Here We Go Again) |
ジャンル | コメディ |
監督 | オル・パーカー |
キャスト | クリスティーン・バランスキー |
公開年 | 2018年 |
備考 |
あらすじ
あれから数年後。
ソフィはホテルのリニューアル記念パーティーの準備に追われていた。
スカイはニューヨークでホテルビジネスを学んでいて、カロカイリ島を離れている。
なんとかパーティーの準備も終わろうかという時、嵐が島を直撃してしまう。
災難続きの中、ソフィは若い頃の母のことを思う。
母はどうやってこの島に来て、この島に住むようになったのか?
自分を身ごもった時の様子は?
なぜ父たちと別れてしまったの?
過去、現在、そして未来へと、ソフィは思いを馳せる。
映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』感想

ネタバレを含みます
自分の人生を生きる
ドナがどうしてカロカイリ島に来たのか。
それは自分の生きる道を見つけるため。いわゆる『自分探し』のため。
ドナは旅の途中で、そしてカロカイリ島で、様々な人々に出会いました。
後にソフィの父親候補となる三人。
後にドナとソフィのホテルとなる建物を家賃無しで貸してくれた女性。
もちろん、ターニャとロージーも。
自分のやりたいことを、住みたい場所を探してカロカイリ島に根を下ろしたドナ。
その後の人生は決して順風満帆ではなかったと思いますが、それでも頑張ってこれたのは、それが自分で選んだ道だから。
そして、ソフィがいたから。
命を繋ぐ
人間のみならず、地球上に生き物が生存しているのは、過去から現在へと命が繋がってきたから。
人と人が出会い、新しい命を育んできたから。
ソフィが子供を授かる前には、ドナがソフィを授かり、そしてその前にはルビーがドナを授かり……。
現在、私達が生きているのは、過去の繋がりがあるからこそ。
そして、繋がりは何も母と子だけではなく、家族、親戚、友人、ご近所さん、様々な人との繋がりの中で命は育まれるもの。
ソフィの子も、ドナやソフィと同じように、きっとこれからたくさんの人たちに支えられて大きくなっていくことでしょう。
そして大人になった時、果たしてどんな選択をするのか?
カロカイリ島に残るのか? それとも、ドナのように世界に飛び出して自分の居場所を探すのか?
なんだか映画の世界に浸りすぎてしまって、自分もあの教会に集まった一人にでもなったような気分でソフィたちを見守ってしまいました。
最後に、ドナの霊が教会から立ち去るシーンは、死者であるドナと生者であるソフィの最後の別れを描いているようで、少し淋しくなってしまいました。
出会い。別れ。新しい生命の誕生。
2時間弱の映画の中に、生命の誕生から最期までが優しく描かれた、とても素敵な物語でした。
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