
今日は『海底47m』というサメ系パニックホラー映画のあらすじと感想を書いていくよ

『金属製のケージ(檻)に入って、海の中で野生のサメを観察する』っていうアトラクション中に、事故でケージが海の底に沈んじゃうっていうお話だよ

水深47メートル。周りにはサメ。酸素ボンベは一人一つだけで予備は無し。海上の船と通信するにはケージを出て水深30メートル付近まで行かなきゃいけないんだ

無理に海上に出ようとすると潜水病にかかっちゃうかもしれないし、サメもいるしで、もう絶体絶命です
映画『海底47m』基本情報とあらすじ
タイトル | 海底47m (原題 47 Meters Down) |
ジャンル | パニックホラー |
監督 | ヨハネス・ロバーツ |
キャスト | クレア・ホルト |
公開年 | 2017年 |
備考 |
あらすじ
ケイトとリサはメキシコ旅行に来ていた。
地味な姉ケイト。明るく外交的な妹リサ。性格は異なるが仲は良い二人。
旅行中、ケイトはリサに「恋人に振られた」と告白する。そんなケイトを元気づけるために、リサは朝まで営業しているナイトクラブにケイトを誘う。
そのナイトクラブで出会った男性たちから『ケージ・ダイビング』の話を聞いたリサは、不安がるケイトを半ば無理やり誘った。
船に乗り、ダイビングスポットへと着いた二人だったが、ボロボロのケージがケイトをさらに不安にさせる。
結局、リサに説得されてケイトもケージに入り、ケイトとリサは海の中へと潜っていく。突然「ガタン」と音がして、ケージが揺れた。
次の瞬間、ケージは海の底を目指して沈んで行く。ケイトとリサはサメがウロウロしている海の中に放り出されてしまった。
水深47メートル。酸素ボンベの残量も残りわずか。海上との通信もつながらない。光さえも届かない海の底。
二人は生還することができるのか?
映画『海底47m』感想

ネタバレを含みます
無許可のアトラクション
ケイトとリサが挑戦してしまったアトラクションは、おそらく無許可営業のもの。映画中のセリフにもありましたが、少なくとも、ホテル経由で申し込みをする類のアトラクションではありませんでした。
ホテル側は、もしも事故があったら紹介した自分たちの責任にもなるのですから、紹介するアトラクションの運営状況には目を光らせていることでしょう。
では、ケイトとリサが挑戦したアトラクションは?
ケージはボロボロ。結果的にケーブルの巻揚機ごと海底に沈んでしまいました。
どこのホテルにも紹介してもらえないようなアトラクションは、紹介してもらえないだけの理由があったのです。
『ケージ・ダイビング』自体は人気のアトラクションです。世界の何処かできっと今日も誰かが楽しんでいることでしょう。
一方で、ケージ・ダイビングは、一歩間違えば命を失いかねないアトラクションです。
危険を伴うアトラクションに挑戦するときは、信用できる運営者を選びたいものですよね。
値段が安いからとか、その場のノリでとか、そんな理由で選んで大怪我したり命を落としたりしたら悔やんでも悔やみきれないでしょう。
自分なら、どうする?
映画『海底47m』は作り話ですが、現実にありえない話ではありません。もしかしたら、今日にも起きてしまう事故かもしれません。
もしも、あなたがケイトやリサと同じように海の中に沈められてしまったら? サメが周りを泳いでいる中、光も届かない海底で、あなたならどうしますか?
私の場合、落ち着いてなどいられないでしょう。落ち着かなきゃいけない、ということはわかっていても、心の底から落ち着くことなんてできないでしょう。
そして恐らく、私の取る行動は、『信じて待つ』こと。下手に動く方がよっぽど危険だと思うのです。
ただし、待っていても絶望的と思えるくらい酸素ボンベの残量が無くなったら、自力で海上に行くしかありません。一か八かです。どうせ死ぬなら、生き残る可能性がある方に賭けたい。
せめて、映画『ディープ・ブルー』の場合のように、使える物が少しでもあれば良いのですが、映画『海底47m』と同じ状況の場合、ほぼ自分の身一つで浮上することになります。
まず間違いなくサメに襲われて死ぬでしょう。
何もせずに死ぬのと、生き残る可能性にかけて死ぬのと、どちらが良いでしょうか?
どっちみち死ぬのなら、同じだと言われてしまいそうですね。
それでも私は、生き残る可能性に賭けられる人でありたい。自分の最期くらいは自分で選びたいのです。
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