
今日は『イントゥ・ザ・ストーム』という災害パニック映画のあらすじと感想を書いていくよ

竜巻(映像)ハンター、学校の教頭先生とその息子さん、廃工場に閉じ込められた男女、そしてちょっとおバカな人たち。それぞれの視点で史上最大の竜巻に遭遇した一部始終が描かれます

アメリカでは竜巻が年間1,000個も発生するらしい。この『イントゥ・ザ・ストーム』に描かれた災害も、決して非現実的な空想物語ではなさそうだね

日本で同じような映画を作るとしたら、地震・火山・津波になるのかな? あまり直接的に描くと批判されそうだから『シン・ゴジラ』のような間接的に災害を描いた映画が作られるのかもしれませんね
映画『イントゥ・ザ・ストーム』基本情報とあらすじ
まずは、映画『イントゥ・ザ・ストーム』の予告編ムービーをご覧ください。
タイトル | イントゥ・ザ・ストーム (原題 Into the Storm) |
ジャンル | 自然災害 |
監督 | スティーヴン・クォーレ |
キャスト | リチャード・アーミティッジ |
公開年 | 2014年 |
備考 |
スポンサーリンク
あらすじ
シルバートンという町で高校の卒業式が行われる日。
屋外での卒業式が行われているまさにその時、激しい雨と風に見舞われ、その場にいた全員が校舎内に避難した。
その時、シルバートンは前代未聞の大竜巻に襲われていた。
卒業式に出席していた教頭のゲイリーは、同じく式に出席しているはずの息子ドニーの姿が無いことに気付く。
ドニーは、同級生を手伝うために、同じ町にある廃工場を訪れていた。
携帯電話は繋がらない。
連絡がとれない中、ゲイリーは息子を探すために廃工場へ向かう。
その途中、竜巻の映像を撮影し、その映像を売ることを生業としているピートとそのチームメンバーたちと出会う。
息子を探すゲイリー。巨大竜巻の映像を撮影したいピート。
それぞれの目的が交錯する中、想像を絶する巨大竜巻が発生する。
映画『イントゥ・ザ・ストーム』感想

ネタバレを含みます
人間らしさ
竜巻映像ハンターのピートは、スポンサーから切られて気が気でない様子。
そのせいもあってか、竜巻の映像を撮るのに尋常ではないほど執着していました。
仲間の命と映像、どちらを大事に思っているのか分からないほど。
ですが、目の前でメンバーの一人が死に、そして命がけで他人を助けようとする人々と行動を共にすることで、ピートの心情も変わっていったようです。
映像が収められたメディアを託し、竜巻が迫る外に単身で飛び出し、そして愛車タイタスで排水路の出口を塞ぐ。
ピートに命がけの行動をさせたのは、ピートの中にあった人間らしさだったのでしょう。
結果的にピートは、竜巻に吸い上げられ、雲の上まで飛ばされ、そして亡くなってしまいました。
竜巻を追い求め、そして竜巻に飲み込まれて命を落とす。
竜巻ハンターとして生きることを決めた時から、このような終りが来ることは覚悟していたのではないでしょうか?
『面白かった』で終わらせてはいけない
この映画『イントゥ・ザ・ストーム』はアメリカの映画なので、アメリカで多発する竜巻による災害がテーマになっています。
自然災害は、世界のどこにいても起こるもの。
日本では、竜巻の被害は少ないですが、地震、火山、津波などの災害はいつ起きてもおかしくないと言えます。
災害が起こった時、慌てずに行動できるか?
パニックにならずに冷静でいられるか?
どこに逃げればよいか把握しているか?
普段から準備しているか?
映画『イントゥ・ザ・ストーム』はアメリカの娯楽映画ではありますが、日本人の私達にとっても他人事ではない状況が描かれていました。
これを機に、災害が起こった場合の準備や避難場所などを見直してみたいと思います。
こちらの記事もどうぞ
