
今日は『エンド・オブ・ホワイトハウス』というアクション映画のあらすじと感想を書いていくよ

朝鮮人系のテロリストにホワイトハウスが襲撃されて、大統領や政府高官たちが人質に取られてしまいます。ただ一人、ホワイトハウス内に潜入した元シークレットサービスの男性が大統領を救出しようとする物語です

手に汗握る展開だったね。2時間があっという間だったよ。敵のあの戦闘機にはツッコミを入れたいけど

娯楽映画なんだし、そこは流そうよ。「ホワイトハウスだって安心はできないよ」ってメッセージが伝われば十分なんじゃないかな?
映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』基本情報とあらすじ
タイトル | エンド・オブ・ホワイトハウス (原題 Olympus Has Fallen) |
ジャンル | アクション |
監督 | アントワーン・フークア |
キャスト | ジェラルド・バトラー |
公開年 | 2013年 |
年齢制限 | PG12 |
備考 |
あらすじ
鉄壁の要塞ホワイトハウスが陥落した。
朝鮮系テロリストの手に落ちたホワイトハウス。今や、テロリストたちを守る鉄壁の要塞と化していた。
テロリストたちは人質をとってホワイトハウスに立てこもり、その人質の中には米国大統領も含まれている。
大統領を守るシークレットサービスは全滅。特殊部隊も潜入できずにいた。
打つ手のないペンタゴン最高司令部に、突如、ホワイトハウス内から通信が入る。
かつて、大統領のシークレットサービスとして働いていたが、大統領夫人を守れなかった男、マイク・バニング。今はデスクワーク専門となった彼が、ただ一人、ホワイトハウス内に侵入していた。
大統領を人質に取られ、身動きできない米軍特殊部隊。ペンタゴンはマイクに希望を託す。
だが、テロリストたちは巧妙に『真の目的』を隠し続けていた。
テロリストたちの『真の目的』が達成されたとき、アメリカは壊滅する。
タイムリミットが迫る中、孤立無援のマイクが大統領救出に向けて動き出す。
映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』感想

ネタバレを含みます
あの敵戦闘機は……
ホワイトハウスを襲った敵戦闘機。
あれ、あそこまで近づく前に何とかならなかったものなのでしょうか?
正体不明の戦闘機が領海に入ったら、米軍は即座に対応するでしょう。
ホワイトハウス上空まで来るどころか、海の上で、少なくとも戦闘状態にはなっているのではないでしょうか?
それで撃墜できるかどうかは別の話として、陸地の上空まで放っておく(気づかない)なんてことがあり得るのでしょうか?
その点、ちょっと気になりましたが、極端な演出をして『慢心』に警鐘を鳴らしたかったのでしょう。
世界最高のアメリカ軍だからといって慢心していると痛い目を見るぞ、という警鐘だったのでしょう。
慢心
さすがにあれだけの武装集団がホワイトハウスの目の前まで接近することは、現実には非常に困難でしょう。
ですが、不可能かと言えば、そんなことはないと思います。この世に『絶対』などというものは無いのですから。
アメリカの軍隊は、あらゆる面で世界最高と言えるでしょう。そのアメリカ軍でさえ、完璧ではありません。
映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』では、ホワイトハウスまで15分で到着した特殊部隊でしたが、到着したときにはホワイトハウスは陥落。大統領は人質に取られていました。
「15分でホワイトハウスが陥落するはずがない」と考えていたのでしょう。
また、ヘリで上空から突入しようとしたときも、マイクの制止を聞かずに突入しようとして返り討ちに遭いました。
これも、「我軍が失敗などするはずがない」などと考えていたのでしょう。
慢心。思い上がり。
世界最高の武力を持ち、世界最高の訓練を受けていても、『絶対』なんてものはありません。慢心が油断を呼び、油断が失敗を招きます。
これは何も、映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』のアメリカ軍だけの話ではなく、現実の私達にも言えることです。
何度もやって慣れていること。簡単だと思えること。でも、毎回必ず完璧にこなせる保証なんてどこにもありません。
油断していると、痛い思いをするかもしれません。
再生への強い意志
多くの犠牲を払いながらも奪還されたホワイトハウス。
解放された大統領は、再生への希望を語りました。
再生への鍵は人の意思。絶望の淵で悲しみに沈むのではなく、手を取り合い、立ち上がり、前を向くことで、困難から立ち直ることができる。
日本も自然災害で大きな被害を受けました。その復興はまだ完全ではありません。
映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』ではテロによる破壊からの再生。
日本は自然災害からの再生。
原因は異なりますが、大きな被害を受けたことは共通しています。
ラストシーンでの大統領の演説は、日本人の心にも響くのではないでしょうか?
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