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【映画】ディセント~あらすじと感想~楽しい洞窟探検、のはずだったのに……

映画『ディセント』あらすじと感想
あゆき
あゆき

今日は『ディセント』というホラー映画のあらすじと感想を書いていくよ

あるふぁ
あるふぁ

アウトドア派の女性たちが洞窟の中で謎の生物に襲われるんだよね? 私が苦手そうなスプラッター系みたいだったから、まだ観れてないよ……

あゆき
あゆき

スプラッターが苦手なら観ないほうがいいかも。それほど凄惨なシーンがあるわけじゃないけど、『敵』は肉食獣みたいに女性たちを「食料として」襲ってくるから

あるふぁ
あるふぁ

うわぁ……、私の苦手なやつだ……

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映画『ディセント』基本情報とあらすじ

タイトル

ディセント
(原題:The Descent)

ジャンル

ホラー
スリラー
スプラッター

監督ニール・マーシャル
キャスト

シャウナ・マクドナルド
ナタリー・メンドーサ
アレックス・リード

公開年2005年(日本では2006年)
年齢制限R15+
備考

Wikipedia『ディセント』ページ

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あらすじ

サラは交通事故で最愛の夫と娘を亡くしてしまった。

その事故から一年後。元々アウトドアスポーツが好きだったサラは、仲間たちに誘われて洞窟探検に行くことに。

その洞窟は、観光地にもなっている難易度の低い場所。

サラと仲間たちは、女性のみ六人のグループで洞窟に入っていく。

最初は洞窟内の珍しい光景を楽しんでいた六人。さらに奥へと進むために、這って何とか進める程度の狭い隙間を通っていく。

突然、洞窟が崩落して道が塞がってしまう。

そこまでの道のりがとても『難易度の低い洞窟』だとは思えなかったサラたちは、今回の計画を立てたジュノに問いただす。

ジュノは、この洞窟が前人未到の洞窟であり、この先に出口があるのかすら分からないことを認めた。

外からの光が全く届かない洞窟の中、懐中電灯のバッテリーが切れる前に脱出しなければならない。

言い争いをしている場合ではないと判断した六人は、出口を探して進み始める。

出口があるのかも分からない洞窟を進むうちに、サラは、自分たち以外の何者かの姿を目撃する。

だが、他の五人はサラが幻覚を見たのだと言って相手にしない。

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映画『ディセント』感想

あゆき
あゆき

ネタバレを含みます

登場人物まとめ

映画『ディセント』は全体的に暗い場所でのシーンが多く、誰が誰だかわからなくなることも(少なくとも私の場合は)あったので、登場人物について簡単にまとめます。

サラ:主人公。夫と娘を亡くしている。洞窟内の狭い箇所で挟まって身動きとれなくなったり、最初に地底人を見たりしたのはこの人。最後まで生き残った。

ジュノ:今回の洞窟探検を計画した。サラの夫と不倫していたことが明らかになる。

ベス:ジュノに首を突き刺される。その際、ジュノのペンダントを引きちぎり、後にそのペンダントをサラに渡す。そのペンダントが元で、サラはジュノが夫と不倫していたことを知る。

ホリー:洞窟で最初に喉を食い千切られて殺された人。ジュノの友人だが他の四人とは初対面で、今回の洞窟探検のためにグループに加わった。足を骨折したのもこの人。

サム:レベッカの妹。医学博士になるため勉強中。地底人たちから逃げる際、一人で谷を渡ろうとするが、その途中で襲われ、宙吊りのまま息絶える。

レベッカ:サムの姉。まだ地底人の存在に気付いていなかった頃、谷を渡るために最初に天井を伝ってロープを掛けた。サムの死の直後、地底人たちに襲われ絶命。

前人未到には訳がある

世界中が探索しつくされたと言っても過言ではない現在。マリアナ海溝の底とかならまだしも、車と徒歩で簡単に行けるような場所にある洞窟が前人未到だというなら、それはなにか理由があるのでしょう。

例えば洞窟内に有毒ガスが充満しているなどの理由が考えられますが、映画『ディセント』の場合は、おそらく生還者が誰もいないから前人未到のままだったのでしょう。

そして生還者がいない理由は、洞窟内に地底人がいるから。肉食獣のような地底人に襲われ、誰も生還できないから前人未到だったのです。

ジュノは、ジュノなりにサラを元気づけるために今回の洞窟探検を計画しました。

前人未到で名前もついていない洞窟を探検し、探索ルートを確立し、洞窟にサラの名前をつけること。これがジュノの考えていたシナリオでした。

そのシナリオは上手くいかず、地底人に襲われて食い殺されるという惨事を招いてしまいました。

現実でも、割と簡単に行けるのになぜか立入禁止になっている場所があったら、むやみに入らないほうが良いかもしれません。

もしかしたら、そこは人ではない何かが支配する領域なのかもしれません。

恨み

洞窟の出口が見つかった時、サラはジュノの足を突き刺しました。

この行動は、ジュノがこんな洞窟探検を計画したこと、そして何よりも、ジュノがサラの夫と不倫していたことへの恨みからのものだったのでしょう。

では、なぜサラはジュノに致命傷を与えず、足を突き刺しただけだったのでしょうか?

答えはおそらく、身動きが取れなくなったジュノを地底人たちに襲わせるため。

ジュノをオトリにして自分が逃げる時間を稼ぐ、という意味もあったのかもしれませんが、おそらくは、ジュノを生きたまま地底人たちに喰わせるためという理由が最も強かったのではないでしょうか?

恨みというのは恐ろしいですね。

ラストシーン

サラは洞窟から脱出して、車で洞窟から離れる途中で、幻覚を見て現実に引き戻されます。

サラは、洞窟から脱出してなどいませんでした。

脱出したどころか、サラはまだ洞窟の中にいて、サラの周りには地底人たちが集まってきています。

では、どこからが「サラの見ていた幻覚(夢)」だったのでしょうか?

サラは、ホリーが喉を食い千切られた直後辺りに転倒して失神しています。では、ホリーが喉を食い千切られた後は全てサラの夢の中の話だったのでしょうか?

手がかりが何もないため明確な解答を見つけることは出来ません。

ただ、実はこの映画『ディセント』には続編があります。『ディセント2』では、サラが生きて保護されるところから始まります。さて、残りの五人は?

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